超 自 省 録

時事、日中関係、社会問題について。会社員、オタク、二ヶ国語をしゃべるやつが、書きます。

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1.眼を閉じ、耳を開きなさい  ~AVマニアが語りだす~

まず、題名は本文内容に対してあまり正確ではない。

正確に言うと、AVとはAudio Visualの略であり、秋葉原は萌えの街ではなく電気街だ。

これが、僕が言いたいことのほとんどすべてであり、これだけわかってくれれば十分だ。

でも、もう少し書いてみる。



 我々は、目を閉じることができても、耳を閉じることができない。マブタみたいな開閉装置は耳にはついてないからだ。
  疲れたとき、目を閉じて視覚を遮断するだけでも脳を休める効果があるという。だが、よほど精神が困難に陥らない限り、両手で耳を塞ぎたくなることはないはずだ。寝ているときは目を閉じるが、耳は閉じない。 

 そもそもこれはなぜか、不思議に思う人はいないだろうか。
  
 この疑問をいただきつつ、映像と音の話を書こう。


  
  20年ほど前、SonyとPhilipsがCompact Discを策定して以来、音を記録するのはCDでありつづけた。技術が進歩して、再生する装置がMDになっても、MP3プレイヤーになっても、CDが廃れることはなかった。創作された音楽は今でも、CDが策定された当時のと同じの基準で、同じ音質で記録されつづけている。MDもMP3も、しょせんCDの劣化版に過ぎないのだ。
  我々の耳は、所詮そんな程度の代物であるということだ。つまり、CDの音質で有り余る程のもので、進化は必要とはされない。実際、高音質を謳うDVD-AudioやらSACDといった次世代規格は、市場に受け入れられなかった。DTSとあDolbyとかサラウンド規格が出てきたが、音質が進化したというよりも、多チャンネルになっただけだ。

  
 つまり、音声記録の規格はある時期から停滞しつづけた。

 それに対し、50年にわたり、映像規格は進化しつづけた。
テレビ規格がNTSCに定まり、白黒からカラーになった。それを録画するのがβ、VHSであった。そのうちDVDが出てきて、今、ハイビジョンが出きた。今度はこれを記録するためにHD DVDとBlue-ray Discが当年さながら争いを演じている。伝達ケーブルも最初コンポジット端子(黄色)であったが、S端子になり、コンポーネントとDになった。・・・・・・・・・D端子はD1からD5まであり(よく誤解されるがD端子が伝えるのはアナログ信号で、デジタル信号ではない)、デジタル伝送の方は、HDMI端子がフルハイビジョン(横1920*縦1440ドット)の画像まで対応する。

 パソコンディスプレイも、テレビ画面もどんどん大きくなり、精細になっていく。いつの時代になっても映像機器の進化は疲れることをしらない。なぜだろうか、不思議に思わないか?それとも進化はあたりまえすぎることなのか。
 
 想像してみるがいい。目を閉じ、耳を開いて

ヨーヨー・マーの演奏が聞こえてきた。聴衆のあなたは、これが本当に本人がプレイしているのか、それともCDとデジタルアンプ+高級スピーカーが作りだした音なのか区別することができるのか?

 今度は目を開いてみるがいい。目の前に高価な大型液晶テレビに、ハイビジョン撮影されたヨーヨー・マーの演奏シーンが再生されている。あなたはこれを見て、本物がそこにいると勘違いするのだろうか?

 おそらく、一番目で間違える人はいても、二番目の質問で間違えるひとはほとんどいないだろう。それはディスプレイのフレームがあるからじゃない、フレームを上手く隠しても、近づけば一発で解ってしまうものだ。

 このことからいえるのは、映像機器にはまだまだ進化の余地があるということだ。

 考えてみれば、我々人間にとって、視覚は聴覚よりよほど重要な役割を果たしている。盲人か聾人のどちらかにならなければいけない、と想像してみればいい。
 同時に、目の認識力(解像度と言いかえてもいい)は耳のそれを大きく上回っている。これについては、次の章の情報量で詳しく書く。


 ところで「ヴィジュアル系」ということばがある。僕のある友達が女の子と別れられなかった理由を追憶して、「ヴィジュアルがどストライクだったからな」と話していた。
  時を追うごとに男女問わず見た目がどんどん人々の関心ごとなるのは、テレビが戦後50年を支配してきたからではない。そもそもテレビが支配したという事態自身が、人間という生物の性能からして当然だったのではないか、と思う。

 人間はVisualの生き物だ。

 このことを昔の中国人は 百聞不如一見 と言った。
 
 しょせんひとにとっては、目で見えるものが真実であり、重要である。一方で聴覚なんていう瑣末なものは、遮断する器官をもつまでもない。



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