超 自 省 録

時事、日中関係、社会問題について。会社員、オタク、二ヶ国語をしゃべるやつが、書きます。

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雑感三件

・ヒートアイランドの真只中
今一人暮らししている部屋は、夏になるととても熱い。部屋から外に出たとたん涼しいと思う。
 帰宅してきたとき部屋の温度計見ても、天気予報のものと10度くらいは違う。日中エアコンを切ると室内は35度以上、南向きの台所にいたっては、蛇口から出る水が熱湯に近い。夜になっても、ジョギング後のシャワーは5分くらいまでは、冷水だけで快適に浴びれる。
 考えてみれば、南、東、北向き、おまけに三階建ての3階という最強の角部屋なので、冬は寒く夏は暖かい。今年も電気代がとびそう。



・おばあちゃんのびっくりするひとこと
うちのばあちゃんが今、中国から日本に来ている。今回は二回目の日本滞在だが、先日埼玉の実家でいっしょにご飯を食べている最中のこと。「ここの米は甘みがあって美味しいから、おかずがなくても食べられるね」とばあちゃんが言った。それを聞いて僕はびっくりした。
 普段テレビで「見てください、このつやつやした・・・ ・・・ 本当に・・・ですね~!」とかやってるのを見ても「へっ」としか思わない人間だから、おばあちゃんの口から聞いてなおさらびっくりした。
 そういえばうちのお爺さんは、日本が嫌いというか、敵国として見ていた気がする。朝鮮戦争のとき輸送兵としてトラックを運転していた爺さん(良く考えれば抗日戦争には参加していないというかそんな歳ではないのだが)は、退役後も大の日本嫌い。母と僕が日本に来た際には「侵略された仇を忘れてはいけない」、母が帰省した際には「日本人には用心しなさい」と注意していたそうだ。そんなお爺も、とうとう日本に来ることなく数年前に他界して、そして今、纏足女性では村で唯一存命の婆さんが日本に来て、「米がおいしい」だとか、「電車の中の人が親切」、「緑が多い」だとか言っている。





・61年目の夏
「○○年目の夏」という言い方は実に面白い。それぞれの人、家族、民族の体験によって○○に入れることばが違ってくるだろう。しかし、いつまでたっても○○がその原点となっていることは同じだ。敗戦からたった数十年で、人間というのはこうもの繁栄を築けるものかと、僕はいつも不思議に思っていた。
 「61年目の夏」と題した小論文を書こうと思っていたが、怠けているうちに機をのがしてしまった。今調べ物をする気力もない

 あの戦争は、侵略戦争だったのか、自衛戦争だったのか。あるいは両方だったのか。

 よその国土へ軍隊を派遣して、軍民たくさんの死者を出したのだから、侵略戦争であったことは間違いない。一方で自衛戦争かといえば、そうだったかもしれない。だがそう言うには「スネオが、ジャイアン等にいじめられるのを避けるために、もっと弱いのび太をいじめることで自衛した」という理屈に納得する必要がある。この自衛手法は効果があったかもしれないが、理屈としては自衛の相手を間違えているので、正義を欠くことになる。だから、日本は間違っていたのだろう。

 でも問題はそんなに簡単ではない。日本が間違っていたということと、これからも「きちんとアジア諸国に謝罪し続けるべきだ」ということは違う。「間違ったことをしてはいけない。したら謝るべきだ」というは美しい理想で、物理でいう真空世界のお話。現実にそんな理想は通用せず、そんな理想を守っていればバカを見ることになる。見せ掛けの正義や秩序しかなく、魑魅魍魎がはびこる国際社会という場所では、正しさは果たして国益に叶うのか?ひらたく言えば、(焦点は歴史認識から憲法に変わるが)、手に武器を持つ暴漢の群れの中にあって我だけ「戦力はこれを保持しない」と言い張ることは、自らの利益にかなうのだろうか?
 そんなことはない。そんな白日夢で国際政治はやっていけない。このことに多くの人が気づいたからこそ、今の小泉、安倍、そして靖国人気があるのだろう。日本国民は無反省になったのなく、リアリストになったのだ。「いつまでも反省してはいられない」と。そしてやや本論からずれるが、このリアリズムへの傾倒の背後には、日本人あるいは日本経済の弱体化があると、僕は思う。
 今一度、「右寄り」だとか「戦争に最も近い」だとかといわれている政治家たちの言い分を考えれば、戦争放棄なんていう理想論は見つめ直して、自主憲法制定くらいの強気こそが日本国民に利するというのは、まことにそのとおりだと思う。

 リベラルであることはいいことだ。なぜならリベラルは常に正しい。しかしリベラルは、常に脆弱でもある。





P.S. こういうときに思い出すのがかわぐちかいじの「沈黙の戦艦」。どこかの学者さん、あれをシリアスな小説に書き直してくれないかなー。読みたい。

 
 
  1. 2006/08/21(月) 15:02:39|
  2. 雑感、随筆
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

纏足ってちょーくんのおばあちゃん世代も該当するんだ!
なんかすでに昔話の中の出来事的に感じていたのでちょっとびっくり。

纏足というのは農作業をしなくていいわりかし上流家庭の娘さんがしたことと読んだ気がするんだけど、真偽のほどはいかに?
  1. 2006/08/25(金) 00:49:14 |
  2. URL |
  3. まる #-
  4. [ 編集 ]

↑URL、纏足 - Wikipediaを参考
んー、最初はそうだったけど、末期にはみんな真似しだしたらしいよ。

でもたしかにあれで農作業はできないね。うちの婆ちゃんはいまじゃ健気に歩くけど。
  1. 2006/08/25(金) 17:34:40 |
  2. URL |
  3. 超旅行人 #mQop/nM.
  4. [ 編集 ]

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