超 自 省 録

時事、日中関係、社会問題について。会社員、オタク、二ヶ国語をしゃべるやつが、書きます。

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F1上海グランプリのドライバーズ・インタビューから

 おはようございます。一昨日、昨日とも朝五時に目が覚めてしまいました。パソコンをつけて何しようかと迷い、真っ先にHDDに録画したF1のレースを見ました。
 今年の5月くらいから、にわかF1ファンの僕ですが、昨日10月1日に行われた上海グランプリ決勝には目を見張りました!

 まず、前日の予選から、レースは大波瀾の様相を呈していました。誰の予想をも超えた激しい雨天に、あのミハイル・シューマッハがあわや第一次予選で落ちるというドキドキの展開。しかし他のBタイヤ選手が落伍するなか、それでも6位に踏みとどまったのがミハイルの底力。対して青いチーム・ルノーは好調の1,2位通過。ちょっと顔が大きめの王子、アロンソさんが天才的なラップタイムでポール・ポジションといいますか、決勝戦最前列スタートを勝ち取りました。

 10月1日、決勝当日。路面がぬれて、小雨が降ったりやんだりという誰にも読めない天候の中でレースは始まりました。6位からスタートしたミハイルは1人また1人確実に抜き、レース序盤には3位につけて青色の車体の二つ、フィジケラとアロンソを虎視眈々とねらっていました。

 路面は少しずつ乾いていき、いつウェット・タイヤからドライ・タイヤに交換するのかと各チームが慎重に機をうかがうなか、最初に賭けに出た山本、クビサは、交換したドライタイヤが路面を噛まずスリップ多発・コースアウトしまくというの憂き目を見ることになりました。二人が一周の後すぐさま再びピット・インしてタイヤを元に戻すという無様な様子は、他のチームにとって価値あるWarningとなりました。

 対して、フェラーリ・チームは完璧のタイミングで給油、タイヤ交換を行い、ミハイルをサポートしました。ミハイルも堅実な走りではあるが、機をのがさない一瞬の追い抜きでそれに答え、残り10週のところで1位に立ち、とうとう優勝してしまいました。
 終盤では、狂戦士のごとく猛烈に追い上げるアロンソにも動じず、12秒のリードを質に、ゆっくり慎重に最後の7週をまわりました。優勝した後は、少年のような笑みで喜びをあらわにするミハイルでした。
 

 今回の試合は、二人の頂上対決・新旧の世代交代という前後の文脈もあって、今シーズンの中でもっともドラマティックなものになりました。そしてこれを終えてシーズン通算116点と同点に並んだミハイルとフェルナンドは、残り二試合で雌雄を決することになりました。次の一戦は日本、鈴鹿。8日日曜の昼にテレビ放送されます。



 ここまで一応レースを説明してみました。


そして僕がもっとも感銘を受けた、試合後のインタビューからです。


1着 Michael Schumacher:
"Looking back some while ago, it's quite a miracle that we are there, but thanks to the great work out from everybody, from us, we managed...."

 今シーズンの不調から、なんとかここまで来れたことを「奇蹟」だと言っています。


2着 Fernado Alonso:
"タイヤを交換していなかったフィジケラとシューマッハがすごく速いペースで迫ってきて、僕のリードが消えたんだ。
and after that, because we were in the disadvantage positon, we took the race, hopefully we lead?, we tried to put the dry tire to find a miracle, but it was too late."

 アロンソさんは英語が下手で、僕も下手なので、前半の英語が聞き取れませんでした。でも大事なのはセリフの後半です。「(ミハイルよりも早く)ドライタイヤに交換し、奇蹟が起こることを待ったが、時すでに遅し」ということでした。


 なんということでしょうか!彼ら二人のセリフに共通して出現した"MIRACLE"というキーワード。これが最高のレーシング・ドライバーのことば遣いか。これが彼らの世界認識の仕方なのか。
 強者とは、偉大なる自然の不確実性の中から、自分がほしい結果をつかみとることのできる者だと思うが、そんな彼らにとっても、自分たちの力よりは奇蹟のほうがはるかに強力ということなのでしょうか。
 もはや多くは言いません。それほどこの世はGreat Uncertaintyに包まれていたようです。




  1. 2006/10/02(月) 07:53:03|
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