超 自 省 録

時事、日中関係、社会問題について。会社員、オタク、二ヶ国語をしゃべるやつが、書きます。

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雑感四件

一週間近く、同じ画面を放置して、無粋でした。
書きたいことは結構あるのですが、きちんとかく気力も余裕もありません。このまますぎれば忘れてしまうことですし、ちょこまかに書くことにします。



・正しい本選び
一冊の本を読んで、なにか一つでも心に響いたものがあったら、その本は正しい選択だったといえる。この箴言を読んだとき、内心「なるほどなあ」と思ったものだ。しかしすこし経つと、どうもしっくり来ない。よくよく考えてみれば、本の選択にはやはり善し悪しがある。世の中のたいていの本なら心に響くことが十くらいあったかもしれない時に、一しかない本を選んだとしたら、それはやはりミスチョイスである。
   時間は有限であるから、なにごとも「結果がプラスであればいい」という訳じゃない。比べる対象はゼロじゃなくて、他に可能であった選択肢だ。他の選択をすることによる得べかりし利益というか、機会費用と比べて初めて正誤がわかる。企業も人も、一般なる結果を超えた結果、超過リターンを挙げてはじめて正しい選択をしたのと言えるだろう。



・参入と退出
 ずいぶん前のことになる。ライブドアによる日本放送買収でが世間が騒ぎ、「ホリエモンのやり方は正しい、正しくない」で世論が沸騰していた時だった。日本経済界の大物、あの馬顔の経団連会長の方が、本質をズバッと射抜いたコメントを発したことがあった。

「残念なことに、我々はやがて死にゆく運命にあるから、若い世代とはよく対話しなければいけない。」

 この文、あれから何度も心の表面に浮かんでは沈む。これの後半を言う人は世の中に五万といるが、なぜ世代間対話しなければいけないのか、理由がなかった。いや「経験とスキルを伝授して」とか、「世代間で協力しより良い・・・」とかゴチャゴチャ抜かす人はいたが、「古い世代はやがて死に、いなくなる」という大元の原因を明示する人はいなかった。
 企業も人間も、参入しそしてやがて退出する。それが永続性を生み、システムは生命となる。来年春からやっと、このビジネス社会に参入しようとしている青二才の僕が、初陣を前にして去りゆく老兵の気持ちを想像してみると、なかなか感慨深い。
 そう、最近になって、子供が生まれたらとか、自分が死ぬ時とかのことをよく妄想する。なかなか楽しい。これも捕らぬ狸の部類に入るのだろうか。笑



・人間
言葉は感情的で、残酷で、ときに無力だ。それでも私たちは信じている、言葉のチカラを。ジャーナリスト宣言。

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これさあ、「言葉」をそのまま「人間」と読み替えた方がおもしろいというか、個人的に好きだな。笑



・判決の一撃
社会というものを、猛烈な速度であてなく転がる巨大な鉄球だと例えると、判決というのは打ち込まれる杭のようだ。判決が生まれた瞬間、鉄球は一撃加えられ、方向修正する。その影響はその後永きにも渡り、実に強力だ。
 友人で工学部のK氏とは、会うたびに技術者の不遇さについて語った。今回の技術者社員VS日立の件で最高裁判決がでたことによって、経済環境の不均衡が解消されようとしていることは確定的となった。技術者は今、底値に来ているかもしれない。

  1. 2006/10/19(木) 02:34:18|
  2. 雑感、随筆
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

>...信じている
さりげなくヒューマニスト宣言をしてしまったね。
死という避けられない運命をはっきり自覚すると、今までの人生になかった自由に気づくとか...
  1. 2006/10/19(木) 14:51:06 |
  2. URL |
  3. bridgestar #-
  4. [ 編集 ]

よく見抜いてくれました!


実は酒池肉林を標榜にかかげる僕ですが、ヒューマニズムも大好きです。
  1. 2006/10/19(木) 22:42:38 |
  2. URL |
  3. 超旅行人 #mQop/nM.
  4. [ 編集 ]

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