超 自 省 録

時事、日中関係、社会問題について。会社員、オタク、二ヶ国語をしゃべるやつが、書きます。

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タイ80時間の顛末記 上

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朝学校に行って筋トレしたものの、時間が足りなかったため、またもやベンチプレストとけんすいとスクワットの三種目しかできず。しかもロッカーの鍵を落としてさらに時間をとられることに。タクシーを捕まえて日暮里へ。成田について、旅立ち前の明るい気分でみんな談笑した。高桑だけ初対面だが、前馬評のイメージとちがって、さわやかというかイケメンという印象だった。しばらく話すとまじめなやつだと分かった。

JALははじめて乗ったが予想外にしょぼかった。マレーシア航空のようにゲームとか娯楽設備もなく、ASIANAのように雑誌がそろっているわけでもない。飯がうまいわけでもない。本を持ってきていないのでなにもやることがない。飲み物を運ぶ回数ばかりが多くて、トイレに行く回数も多くなる。飛行機の中でラッセルクロウが主演する、ロンドンのボンドトレーダーが、フランスのシャトーを相続して引退するという映画を見た。この男は本当に幸運だな。バンコクに着いてから両替して(案の定両替レートは1バーツ3.3円と成田の4.0円より良かった。途上国の通貨は現地で変えるのが鉄則だな)、PRINCE PALACE HOTELに夜12時頃着く。韓国の時よりはずいぶん豪華なホテルだ。というかこんな程度のホテルに泊まるのは人生ではじめてかもしれん。

夜は、もう休むという高桑をのぞいて四人で外へ繰り出した。夜中の二時を回るにもかかわらず、衣類の卸売り場であるこの界隈の異様な活況と熱気に驚き、またおそるおそる屋台で買い食いをして、うまいと口々にいった。途中でポンビキにも会い、遠く入り組んだと通りのところを眺めれば、ミニスカートの足がたくさん立っているではないか。潔癖性?の、日本から来た大学生のぼくらは瞬く間に歩き去った。今思うと入ってみて器量と相場くらい聞いておけば楽しかったのに。夜中三時くらいにホテルに戻る。明日から、この旅の実質的な三日間がはじまる。












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一日目は、バンコク市内の王宮に行った。トゥクトゥク(三輪車タクシー)と初交渉、120B(400円)で市内まで載せてもらうことに。王宮は・・・観光客がアリのようにうよめき、綺麗に補修されていて、怪しい表情のと動作の像がいっぱいあった。このごろから一生と観光客を観察しては「やっぱ欧米はかわいいよね」と何回も言ってた。なにしろバンコク市内は、人口の2割は欧米人かというほど観光客が多かった。一生は、「俺結婚するなら絶対にアイビーリーグ」と訳の分からない願望を話していた。「おれドイツ人か、ドイツ系スイス人と結婚したい」と僕が呼応した。

王宮は半ズボンなどラフな格好では入れないが、タダで服を貸し出してくれる良心的な着替えところがある。後に旅を通して思ったことだが、タイのトイレは(すくなくとも観光地のそれは)予想以上に綺麗だと言うことだ。中国のトイレよりはずいぶんましだ。王宮のあと、寝涅槃を探して市内をあるいていると、防衛省前の公園のあたりで親切なおじさんに会う、どこいくんだい、から会話が始まり、そのうち、トゥクトゥクの相場は30分あたり10Bだよー、君たちぼられたね、市内観光ならおれがトゥクトゥク呼んでやるよと言ってくれた。さあて、これがカモ五匹の旅のはじまりだった。トゥクトゥク二台に分けて乗った僕らが、最初に連れて行かれたのが市内のなんとも人工的な寺院。そこで偶然敬虔な仏教とのタイ人インテリにあい、しばらく英語で話して、市内ツアー中だというと、君たち大丈夫かいいくらとられたんだい?と聞かれ、40バーツで周遊と答えると、怪訝な顔をして、それはなんとも安いねと言った。 次ぎに連れて行かれた場所で安さの秘密が判明した。着いたのが、スーツの仕立屋だった。本カシミヤのスーツだよ!安いよ!日本の3分の一の値段よ! いや、学生だからいらん。 お父さんにプレゼント、よろこぶよお! お父さんおらん。→笑  シルクのスカーフ、女の子にあげると十倍好きなってくれるよ!  内心「なに、十倍も好きになってくれるのか!」と一瞬でも思った自分がなんとも可笑しかった。スカーフ一枚2000Bだという。高杉だろ。トゥクトゥクの運転手に不満を表して、出発する。次ぎについたのが「Tourist Information 」とデカデカと書かれた、いかにも公的っぽいイメージを装った旅行業者のところだった。この時点でカモであることがはっきりしたわけだが、一応アユタヤやアンコールワットに行きたいというニーズはあったので、入ってみて相場を聞いてみることにした。そうすると、結果アユタヤへは、バン一台を運転手つきで5000B→値下げ後3500Bで借りられることになった。考えてみれば運転手は日本語を話せないだろうし、向こうで何がどうなるのか、なんとも怪しい。アンコールワットは一人11000Bをふっかけられた。結局「考えておきます。また来るかもしれませんから住所と電話を教えてください」というと、かたくなに拒否された。「あなた方ははなんでも分かっていらっしゃるようですから、もう私たちは必要ないでしょう。他のところにいけばきっともっと安いツアーがあります」と。なんだよ、通報が怖いのかよ。笑   トゥクトゥクに戻り、出発。次ぎについた中規模の人気のまったくない寺院では、なんとひとまわりして戻ってくると、二台のトゥクトゥクがもういないじゃないか!しばらく探してみてもいない。俺たちが金にならないカモだとみて、切り捨てたのだろうか。笑 見事な手際だ。  


暑いなか、しばらく歩き回り、やはりトゥクトゥクを捕まえて、値段交渉をがんばり、ワットポーに行った。涅槃を見て、Siam 駅前に行き、食事した。高級店の部類に入る店にいったが、結局一人1000円も行かなかった。うまかった。非常によかった。  食後ツアー担当者の現地人ガイドに連絡してみると、電話に出ない。JALツアーの番号にかけると日本人がでて、丁寧な対応してくれた。アンコールワットの現地ツアーは一週間くらい前からでないと不可能のこと、そのかわりアユタヤのツアーを一人2400Bのところを、(現地ガイドが連絡着かないお詫びに?)1500Bで特別に手配してくれるとのこと。日本語ガイド、車、昼食、入場券付きだなので、かなりお得に思え、お願いすることにした。旅を通じてこのときだけJALに感謝した。 

それから二手に分かれた。石毛と一生と俺はぶらぶら歩きもといかわいい子ウォッチング。高桑と福西はあろうことか日系デパートに買い物にいった。バンコクは本当にかわいい子が多い。みんなシンプルだが、おしゃれな服を着ていて、清楚にしてセクシーという感じだ。「ぜったい日本よりかわいいよ」と一生にいうと、「ここはたぶん青山とか原宿みたいなもんだから、当然だろう」 なるほど、日頃北池袋と本郷、ときどき秋葉原にしか出没しない井の中の俺が驚くのも不思議はないな。7時になるごろには、全員くたくたに歩き疲れていた。高級デパートにはいるとGUCCIやらHERMESやらのショップがいっぱいいっぱい。この町もまた大都市。8時から電車にのってニューハーフショーへ。MAMBOという劇場だ。ショー自体は良くできた学芸会レベルというか、大学の学園祭に毛が生えた感じだが、ニューハーフは本当に綺麗だった。びっくりするほどしろくなめらrかな肌、はみ出す胸。しかし全体的にお客はあまり盛り上がらず、最後に至っては拍手する人もほとんどいない。一生と二人で懸命に拍手した。ショーが終わって、外に出るとキャストたちが並んでいた。目が合うと、ドレッシーな彼女たちは「ぼうや、こっちおいで」と言わんばかりに笑顔で手招きし、飛んで火にいる俺。ハグされ、いっしょに写真を撮ると、日本語でチップをとと要求された。わけわからず緊張していたおれは、財布の中身を一枚また一枚取り出して、有り金が空になるまで配った。最初の一枚が500B、あとの数枚は100B、たぶん相場の2~10倍だ。「あなた、やさしいひとね」と言われた。金がなくなると、こわくなったのか恥ずかしくなったのか、俺はその場から逃げ出した。 

 いったい何やってたんだろう。後に石毛は、この時間の俺の行動を、思い出してはケラケラと嘲笑した。曰く「おまえトゥクトゥクの運転手のおじさんには、10B もけちるのに、ニューハーフにはあげほうだいかよ。」と。たしかにそのとおりだ。俺は何ともナイーブの人間で、この先もこれで失敗する可能性大だなあと思った。有り金がなくなったので、帰りに駅のATMでキャッシング。このとき気が動転してクレジットカードを落としたのかもしれない。














  1. 2007/03/25(日) 03:03:19|
  2. 生活記録
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

ドイツ系と結婚したいというのは、たくましいですね。ははは。
後、「下」の方の”idiot”の所、複数形のはずです。
  1. 2007/03/25(日) 20:57:26 |
  2. URL |
  3. bridgestar #-
  4. [ 編集 ]

うむ。言ってみてるだけですよ。笑

指摘感謝。なおしました。
  1. 2007/03/26(月) 21:16:40 |
  2. URL |
  3. ナナシ #mQop/nM.
  4. [ 編集 ]

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